ビカクシダ”sp White”の子株を救出する

ビカクシダ

皆さんはビカクシダ”sp White”はご存じでしょうか。

ビカクシダの”sp White”は、「E-1」(*)や「白ビフ」とも呼ばれるビフルカツムの選抜品種です。

(*)一般的に「E-1」は特定の品種や選抜された個体を示すために使われることが多いそうです。

見た目が白いのが特徴で、白いトリコームが沢山ついています。

我が家では2023年の10月にお迎えしました。

この度、子株が吹いてきたのですが、そのうちの一つがとんでもないところから出てきてしまったので救出すべく、作業を行いました。

子株の位置を確認

今回救出したい子株はこちらです。

なんと板付した板の裏から出てきてしまっていて、可愛そうな状態です。

水やりしているときに、「おやおや、、?」という感じで気づいていたのですが、そのまま1か月ほど放置した結果、それなりの大きさになってしまいました。

このままここで大きくなられても困るので、救出したいと思います。

今回使うもの

今回使ったものはこちらです。

  • 水苔(あらかじめ戻したもの)
  • マグァンプ
  • オールパーパス
  • セリア 杉材 → 結局使いませんでした
  • 透明糸
  • ハンディラップ → 結局使いませんでした

こちらを準備して板付しようとしていたのですが、結局板付はしませんでした。

子株を外す

板の裏側に出てきてしまった子株を外すために、親株を板から取り外しました。

すると、子株だけ板の裏側に残ってしまい、すぽっと抜けてしまいました。

こういう状態になったので、表側にもできていた子株も取り外すことにしました。

これは1つの子株に見えますが、実際は2株ありました。

ということで、今回はこちらの3つの子株を取り外しました。

元々は板付するつもりだったのですが、根っこがあまりなかったので、カップで養生させて育てることにしました。

親株の板付しなおし

親株は2023年11月に板付してから苔増しや追肥などをしていなかったので、今回のタイミングで苔増しと追肥を行います。

肥料は、マグァンプとオールパーパースのダブル使いにしてみました。(特に深い意味はありません)

大きな株だったので、板に固定するのが難しかったですが、何とかこのような状態にしました。

子株を取ってできた穴は新しい水苔で埋めました。

作業を終えて

今回、板の裏側に出てきてしまった子株を取りましたが、親株全体を取り外さないといけなかったので、思っていたより大変な作業になりました。

今回取った子株3株、無事に大きくなるといいなと思います。

我が家では板付してから2年ほどで子株が付くことが多いようですので、他の品種もこれからどんどん子株が出るといいなと思います。

皆さんも春に向けて植物楽しんでいきましょう!

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