我が家では室内で18個(板付16個+子株2個)管理しています。
今回は、ビカクシダの室内管理で日頃気を付けていることを共有したいと思います。
【その1】植物育成ライトを使う
ビカクシダはある程度の耐陰性はありますが、やはり室内で管理する場合は、光を補強してあげたほうが元気に育ちます。
また、ビカクシダは壁掛けすることができるので、植物育成ライトさえあれば、家じゅうのどこの壁にも掛けられます。
我が家では合計5個の植物育成ライトを使用していますが、おすすめの植物育成ライトはこちらです。
【NEO TSUKUYOMI LED 20W】植物育成LED 太陽光LED アクアリウムLED テラリウム 室内太陽光LED ホワイトボディ
我が家で使用しているのは、こちらの製品の旧モデルです。(新色で黒色もでていました)
価格は結構お高いのですが、こちらの商品は他の植物育成ライトと比べて、人間の目で見ても眩しすぎず、植物もぐんぐん成長してくれるので気に入っています。(見た目もおしゃれ!)
昼は家の照明をつけなくても、設置個数がそれなりにあれば、ツクヨミが点いていれば部屋全体が明るくなりますし、夜は間接照明としても使えます。
植物育成ライトで迷っている方がいれば、ぜひツクヨミをご検討ください。
【その2】サーキュレーターを回す
ビカクシダは、乾燥と湿潤のサイクルを繰り返すことで、根がしっかりと張り、より早く大きく育ちます。
そのためには、室内であってもビカクシダに風が回るようにする必要があります。
我が家にはビカクシダ以外にも観葉植物を多く置いていますが、その植物たちの葉が常に風で揺れているような状態にしています。
部屋の大きさにもよりますが、1部屋に対して1~2個のサーキュレーターを置いて、常に室内の空気が循環しているような状態にしましょう。(季節にかかわらず常に)
【その3】水やりは水苔がしっかり乾いてから
ビカクシダを水苔に着生させている場合の水やりですが、水苔がしっかり乾いてから、水をたっぷりやるようにしています。
水苔が乾くタイミングは、ビカクシダの種類や大きさ、貯水葉の有無によって変わってくるので、日々ビカクシダの状態を一つ一つ確認するようにしましょう。
私も以前は、土日にすべてのビカクシダの水やりをまとめて行っていましたが、そうすると、乾きすぎてしまって元気がなくなってしまう株が出てきたり、逆にまだ水苔が乾ききっていなかったりしていました。
なので、最近は毎日ビカクシダ一つ一つの水苔を触って、乾き具合をチェックしてから、しっかり乾いているものに水やりするようにしています。
また、水やりする際は、まずは水苔全体を濡らして5分置き、もう一度水苔全体に水をかけてたっぷり水を吸収させています。こうすることで、水苔に水を吸う準備をさせてから、たっぷり水を吸わせることができるので、保水量が多くなります。
【その2】でも記載しましたが、ビカクシダは乾燥と湿潤のサイクルがとても大切です。しっかりと乾かすことで、貯水葉の成長を促すことができますので、乾燥させることを意識しましょう。
【その4】小さな異変を見逃さない
ビカクシダに限らずですが、毎日植物をチェックして、小さな異変を見逃さないようにしましょう。
特に室内で育てているからといって、虫がつかない訳ではありません。
我が家のビカクシダも、この夏はカイガラムシに悩まされています。
カイガラムシは吸汁することで植物を弱らせる害虫です。
今回我が家に発生したカイガラムシは、1mmにも満たない小さなものでした。
初めはゴミか何かかと思っていたのですが、毎日観察していると数が徐々に増えており、周囲にもべたべたした液がうっすらと付いていたので気が付くことができました。
初期段階で気づくことができたので、爆殖するまでには至っておらず、ビカクシダも弱っていないので、日々手で取るくらいで済んでいます。
やはり、毎日観察することが大切ですね。
【その5】情報収集する、勉強する
ビカクシダはメジャーな植物ではないかもしれませんが、YoutubeやWebで情報を発信している人はたくさんいます。
他にも、最近はビカクシダの育成本も出版されています。(こちらは私の愛読書です)
ビカクシダ (NHK趣味の園芸 12か月栽培ナビNEO 観葉植物)
こういった情報を日々収集して、自身のビカクシダ育成法に反映させることはとても大切です。
また、植物イベントを訪れるのもよいと思います。
最近だと、ビカクシダ単体ではなかなかイベントはありませんが、蘭の展示会や、アクアリウムイベントなどでビカクシダが取り上げられています。
そういったイベントに積極的に参加して、自分の知識をアップデートしましょう。
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