皆さん、世界らん展に行く予定ありますか。
私は初日に行ってきました。
世界らん展は毎年2月ごろに東京で開催される蘭の企画展示、コンテスト表彰、マーケットのイベントです。
マーケットは国内のショップだけでなく、海外からの出店もあります。
入場料は2100円ですが、今年は2024/2/7~14まで開催されていますので、興味のある方は是非参加してみてください。
会場の様子
今回は初めての初日参加で、初日は12:30~開場ということでした。
11:30頃現地に到着しましたが、すでに長蛇の列が、、、、さすがの人気です。
チケットは、前売り券だと1900円で購入できたので前日に電子チケットを購入しておきました。
当日は快晴でしたが、待機列は外にありましたので、もし雨や風が強ければ待つのはつらかったかもしれません。
予定通り12:30に開場しました。
企画展示~蘭が織りなす、時空のグラデーション~
入場するとすぐ企画展示が始まります。
今年は、狭い通路を通りながら進んでいきました。
天空から夜空へ向かっていくような幻想的な雰囲気でした。
蘭の数もとても多くて、どこ観ても蘭。蘭。蘭。
こんなにたくさんの蘭を一度に見られる機会はそうそうないと思いました。
写真では伝えられませんが、蘭の香りも素晴らしく現地ならではですね。
私の場合は、初日参加ということで人がごった返していてゆっくり見られなかったのですが、これから行く方は時間をずらしてぜひゆっくりご覧ください。
コンテスト表彰
企画展示のブースが終わると、その先にはコンテストで受賞された作品の数々が並んでいます。
今回大賞を受賞された方の作品も奥にどーんと飾ってありました。
美しかったです。
特別企画展示
さらに奥に進んでいくと、特別企画展示ブースとマーケットがあります。
今回の特別企画展示は以下3つでした。
- 世界初公開「光るコチョウラン」
- 自然の楽園 南西諸島に咲く蘭
- NHK 趣味の園芸
その中でも、一番驚いたのは、「趣味の園芸」ブースに熱帯植物栽培家の杉山拓巳さんがいらしていたことです。
世界らん展の公式HPを見ても杉山さんのことは掲載がなかったので、「まさかこんなところでお会いできるとは」という驚きで、一瞬で気持ちが高ぶりました。
杉山さんは愛知県で熱帯植物の栽培を行われている熱帯植物栽培家で、YouTubeで「熱帯植物栽培家の気まぐれ塾」も運営されています。
NHKの「趣味の園芸」にもたびたび出演されており、ビカクシダの本も出版されています。
我が家は夫も私も杉山さんの大ファンで、毎日ラジオのごとくYouTubeを拝見しており、毎度その博識には驚かされております。
そんな方をこの目で拝見できてとても嬉しかったです。
お写真も取りたかったのですが、今回は私一人の参戦で人見知りなので、できませんでした、、、、
開催期間中ずっとはいらっしゃらないと思いますが、これから行かれる方は、運が良ければお会いできるかもしれません。
マーケットエリア
最後にたどり着くのがこのマーケットエリアです。
最後にたどり着きますが、こちらとしてはこれがメインくらいの気合で参戦しています。
とっても広くて出店数も多いので、すべてを見るには1時間くらいかかります。
下の写真はまだ空いている状態で取りましたが、この後人がごった返して、歩くのも大変なほどでした。
また、蘭だけでなくビカクシダなのど熱帯植物、園芸用品なども多種多様販売されており、目移りしまくりました。
特に海外ブース(上記MAPだと水色のショップ)は、知らない植物がたくさん売られていて、価格も高価格帯から安価なものまであり、迷いに迷ってしまいました。
蘭の種類も豊富(というか、もともと蘭は品種がたくさんあります)で、どれを選んでよいのか、優柔不断な私には嬉しい苦行(?)となりました。
結局1時間半ほど迷って、植物を数点購入しました。
今回の購入品
迷いに迷った癖にそんなに珍しいものは買えませんでした。が、紹介します。
チランジア Jumbo @ JB ORCHID NURSERY(マレーシア)さん
先ほど紹介した海外ブースのお店からこちらのチランジアを購入しました。
先のほうがピンク色に紅葉していて、葉の密度も高く可愛らしいです。
夫がエアプランツが好きなので、相談してこちらにしました。
こちらのお店はエアプランツの種類がとても豊富でした。
2万円ほどの高額エアプランツもあり、驚かされました。
購入したチランジアは3000円でした。
シンゴニウム ポドフィルム バリエガータ、ベゴニア マクラータ @ プラントクラブさん
いつもおなじみプラントクラブさんで、今回も購入しました。
こちらのふたつは2000円のコーナーで見つけて、家にも無いし、大きさの割にはお買い得かな?と思い購入しました。
それとは別に、ビカクシダのマダガスカリエンセのドワーフ株も売られていて、とっても欲しかったのですが、2万円くらいでしたので、、やむなく断念。(写真くらいとらせてもらえば良かった)
「世界らん展2024~花と緑の祭典~」へ行ってみて
実は、去年は諸事情で世界らん展に行けず、1年間とっても後悔したので今回は思い切って有給を使って初日に行かせていただきました。
初日に来る方たちはやはり熱気が違うようで、写真派の方々は一眼レフ、お買い物派は両手に一杯という感じでした。
今回は私の優柔不断が発動して「これっ」というお気に入りの蘭を購入できなかったのが残念でした。
数ある植物の中からお気に入りの植物を選んで購入するには、植物への知識が求められるということを痛感しました。
また一年、勉強していきたいと思います。
今回購入はできませんでしたが、1つだけ気になった蘭がありました。
石原産業さんの「ブルージーン」という胡蝶蘭です。
青い(肉眼で見ると青紫に近い)胡蝶蘭ですが、青い胡蝶蘭は自然界には存在せず、別の植物から青色遺伝子を取り込むことによって青色を実現したそうです。
実際に開場で拝見しましたが、とっても綺麗でした。(お値段はさすがにお高いですが)
青色好きとしてはいつか手に入れたい蘭になりました。
これからも色々なイベントに参加して、知らない植物に出会い、勉強していきたいと思います。
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