我が家のベランダでは、ikeaのフロアデッキ(その中でも木製の場合はウッドデッキと呼びます)を敷いています。
もし、今ウッドデッキの購入をご検討されている方がいたら、メンテナンスが大変なのでそれなりに覚悟が必要です。
我が家ではウッドデッキに以下の問題が発生しました。
- ウッドデッキの隙間にキノコが生えてしまう(梅雨の時期は特にひどい)
- 木材の表面が反りあがって変形する(乾燥と湿潤を繰り返すことで木が反ってしまうようです)
- 年に一度、表面の塗装を塗りなおす必要がある
キノコは見た目にもとても気持ちが悪く、初めて見たときはぞっとしました。
キノコの発生を防止するためにも塗装の塗りなおしが必要ですが、ただ塗りなおすのではなく、一度表面をやすりで削って、前の塗装をはがしてから塗りなおさないと薬剤(腐食防止作用があります)が浸透しません。
そのため、年に一度のメンテナンスは必須ですが、とても重労働です。
ikeaのフロアデッキには種類があり、木製以外にもプラスチック製の商品もあります。
初めてウッドデッキを購入したときは、木のほうが劣化も少なくて長持ちするだろうと思っていたのですが(そして見た目も木のほうが気に入っていました)、今ではなんで全部プラスチック製にしなかったのだろうと後悔しています。(プラスチック製の商品のほうがお値段も少し安いです)
また、我が家のベランダは日当たりがよく、真夏の炎天下にさらされたウッドデッキ、フロアデッキはとても熱くなります。
フロアデッキ購入時、汚れが目立たないように色はグレーを選択したのですが、使用しているとグレーは熱を吸収しやすいため、夏は熱くて、はだしでは踏めないことがわかりました。
なので、今回の増築では、プラスチック製フロアデッキのホワイトを購入しました。
ikeaで購入する場合は、メンテナンス性と利便性を踏まえるとこちらが一番良いと思います。
それでは、ウッドデッキのメンテナンスとフロアデッキの増築作業を行っていきましょう。
今回の作業の目的
- エアコンからの排水を考慮して、プラスチック製のフロアデッキと木製のウッドデッキの配置換え、増築
- 6月に実施したウッドデッキのメンテナンスの残り(やすりかけ、ニス塗り)
Day1(作業1日目)
プラスチック製のフロアデッキと木製ウッドデッキの配置換え
エアコンの排水が通る(または、雨水が溜まる)箇所にウッドデッキを置いていると、水が乾ききることがなく、ずっと蒸れた状態になるので、キノコが生えやすくなります。
そこで、エアコンの排水が通る(または、雨水が溜まる)箇所はウッドデッキではなく、フロアデッキに換えていきます。
ウッドデッキをはがす
今敷いているウッドデッキをはがして、ベランダの床を掃除します。
はがした状態がこちらです。
ウッドデッキの下が濡れていることがわかります。この状態だとキノコが生えてしまいます。
ベランダの床を掃除する
思ったよりごみが溜まっているので、掃除します。
デッキブラシでこすって水で流しました。真夏なのですぐに乾きます。
フロアデッキを敷く
フロアデッキを敷いていきます。色は元々使っているグレーと今回購入したホワイトがあるので、交互に並べていきました。
とりあえず、こちらはこれで完成です。
ウッドデッキのメンテナンス
前の作業ではがしたウッドデッキのメンテナンスをするために、ウッドデッキを洗います。
裏をめくるとキノコが生えているのがわかります。(写真はキノコが少ないものを選んで載せています。もっとひどいものもありました。白く写っているものがキノコです。)
大きなものはマイタケくらいの分厚さがあり、気持ち悪いです。
この後やすりがけを行うので、洗った後はよく乾かしましょう。
ウッドデッキ表面のやすりがけ
去年塗ったニスをはがすため、ウッドデッキの表面にやすりをかけます。弱い力ではニスをはがすことができないので、我が家ではサンダーを使っています。
枚数もそれなりに多いので時間がかかりました。
やすりがけが終わったものから、表面を濡れ布巾でこすり、やすりがけでついた粉をふき取ります。
この後ニスを塗るのでよく乾かします。
ニス塗り
乾いたらニスを塗っていきます。本当は二度塗りが良いのですが、残っていたニスが少なかったので、今回は一度塗りになりました。
今回使ったニスは「ウッドエバープロテクト 屋外木部保護ステイン オーク」です。
二度塗りする場合は一度目のニスが乾いてから二度塗りを行います。
なるべく薄く塗るのがポイントです。
Day2(作業2日目)
フロアデッキの増築
今までウッドデッキだった箇所をフロアデッキと入れ替えながら、増築を行いました。
作業を行っているうちに、ウッドデッキのジョイントの位置とフロアデッキのジョイントの位置が違っており、うまく組み合わせられない箇所が出てきました。(我が家のウッドデッキが古い商品だからでしょうか。まさか、ジョイントの位置が違うと思っていませんでした。)
ikeaで違う色のウッドデッキとフロアデッキを組み合わせて購入しようと思っている方は、ジョイントの位置が同じか確認してから購入しましょう。
いろいろと試行錯誤を繰り返し、最終時にはこのような形になりました。
ウッドデッキを伸ばしたのは、その先に野菜やハーブなどを育てる花壇を作ろうと思っているからです。
作業を終えて
今回の作業は体力的にかなりきつかったです。
まず、フロアデッキをikeaのオンラインで購入したのですが、商品を間違って注文してしまい、実店舗まで持っていって返品対応をすることになりました。(自分で運びたくないからオンラインにしたのに、、、)
実店舗で返品処理を行った後、欲しかった商品を購入し、再度配達してもらうことになりました。
時間、手間、出費ともにかかってしまい、オンライン注文で間違ってしまったことをとても後悔しました。
皆さんも気を付けてください。
また、冒頭でも記載しましたが、ウッドデッキのメンテナンスは本当に大変です。
今回は20枚ほどのウッドデッキのメンテナンスを行ったのですが、やすりがけ、ニス塗りともに炎天下でやるにはきつすぎましたし(やるなら4月くらいにやったほうがいいですね)、そもそもウッドデッキをはがしたり、敷いたりする作業はとても重労働です。
今後、増築する際はもちろんフロアデッキにしますし、ウッドデッキも古くなったものからフロアデッキに置き換えをしていきたいです。
ベランダにはめだかビオトープを増やしたいという思いもあるので、また変化があれば報告したいと思います。
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